なんだか歯ぐきがムズムズ腫れぼったい… と感じることはありませんか?
それはもしかしたら、疲れやストレスによる免疫の低下が原因かもしれません。
体調が崩れると、歯ぐきの防御力も弱まり、腫れ.出血.しみる感じなどの症状がでやすくなります。特に歯周病のある方は要注意です。
「なんとなく気になる」くらいでも大丈夫です。早めのチェックで歯ぐきも体も守りましょう。
体調不良と歯の痛みの関係
*免疫力低下 風邪や体調不良で免疫力が低下すると、普段は抑えられている虫歯菌や歯周病菌が活発になり、歯や歯ぐきの炎症を
起こすことがあります。
*副鼻腔炎 風邪によって副鼻腔炎になると副鼻腔の炎症が上の奥歯の根を圧迫し、歯の痛みとして感じることがあります。
*知覚過敏 体調やストレスによって唾液の成分が変化し、知覚過敏が悪化して歯がしみることがあります。
*その他 疲労やストレスも、免疫低下や歯ぎしり、食いしばりを引き起こし歯の痛みの原因になることがあります。
対処法 十分な休息と水分補給: 体調を整えることが大切です。
口腔ケアの徹底: 丁寧に歯磨きをし、必要であればうがい薬などを使用するといいです。
痛みが続く場合は、自己判断せずに歯科医院を受診し、適切な診断と治療を受けるといいでしょう。
歯ぐきは、全身の健康状態を反映することが多く、体調の乱れの警告サインになることがあります。以下に、歯ぐきの状態から分かる可能性のある体調の問題を紹介します。
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炎症や出血:健康な歯ぐきは通常、出血しません。歯磨き時に出血する場合は、歯周病の初期症状である「歯肉炎」の兆候であることが多く、放置すると症状が悪化する可能性があります。
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歯ぐきの赤みや腫れ:歯肉炎が進行すると、歯ぐきが赤くなったり、腫れぼったくなったりすることがあります。これは歯ぐきの炎症によるもので、体の免疫応答のサインです。
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全身の病気のサイン:歯ぐきが特定の全身疾患(例:糖尿病やビタミン不足)の早期警告サインとなることがあります。糖尿病患者では特に歯周病が重症化しやすいため、早期の受診が求められます。
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定期的なチェックの重要性:歯ぐきの状態は目に見える健康のバロメーターなので、定期的な歯科検診を受けることが、体調管理の一部として推奨されています。
これらの情報は、歯周病や歯肉炎に関連する症状の例としても取り上げられています。もし心当たりがある場合は、当院にて受診ご相談ください。