セラミックって何?
西新井の歯医者、あだちファースト歯科です。
本日はセラミックについてコラムを書かせていただきたいとおもいます
セラミックの歴史は紀元前220年ごろ中国秦王朝時代が起源といわれています
歯科で使うセラミックスは19世紀末ごろから使用され始めたとされています。
強度に難があり、実用的に使用頻度が上がったのは1950年ごろで、その頃は金属にセラミックを張り付けるメタルセラミックが主流でした。
その後、強度のあるセラミックの開発やジルコニア等新材料の開発で白い歯の材料は多種類となりました。
多種になったことで症例に応じて、最も適した材質を選択でき、費用に関しても選べるようになりました。
上記のため近年はセラミックを歯科治療に選択される患者さんが増えたと感じています。
Q「セラミックなら何でもいいのか」
セラミックなら何でもいいのか→違います
セラミックにも種類があります
ジルコニアセラミック、フルジルコニア、オールセラミック等々
それぞれの特徴を加味して、歯列の並び、歯の覆う面積、見て目など様々な要素で患者さんの歯では何が一番適しているかを説明します。
もちろん見た目や費用も異なるため患者さんの要望もしっかり反映させて治療します。
Q「セラミックの何がいいのか」
よくほかの材質の悪口をいう先生がいらっしゃいますが、保険治療で使う材料含めどの材質も弱点がありますが悪い材料ではないこと初めにお話しておきます。
セラミックは陶材「陶器」ですので汚れが尽きずづらく、落ちやすい。給水しないため劣化しずらい性質があります。
また制作方法が緻密で、治療における誤差がほぼなく適合性が良いです。
それに加え、歯と同様の硬さ、見た目を有し、体内に入れても適応する身体親和性がよいです。
歯科診療においてセラミックは、虫歯や歯周病のリスクを軽減して、見た目も綺麗という材料となります。
被せもの選択する際の参考になれば幸いです