西新井の歯医者あだちファースト歯科です

本日は当医院が得意とする治療のひとつ〚補綴〛について

コラムを書かせていただきます。

保険で白い被せものが被せられるってホント？

→ほんとです

 

細かい要件がございますので自身が適応かどうかは歯科医院で確認してみてください。

※近年は適応範囲が広がり多くの方、多くの歯に使用できるようになりました

※親知らずのひとつ手前の、７番(第二大臼歯)にも保険で白い歯を入れることが可能になりました。

 

当医院では治療において保険診療でも自由診療でも材料の特性を最大限発揮し、長持ち、使いやすい、綺麗を

目指し診療しております

ただし材質の優劣は存在してしまいますので、患者さん一人一人と相談して最良の治療を相談するようにしています

本コラムでは保険診療と自由診療の被せものの違いをしたためます。

 

保険治療、自由診療二つの大枠で日本の歯科医療は選択できます。

保険診療の最大のメリットは負担が最大三割で治療を受けることができることです。

最大のデメリットは使用材料が限られるということです。

白い材料で比べてみると、保険材料はCADCAM、自由診療はセラミックやジルコニアを使用します。CADCAMはセラミックが含有されていますが、基本的に樹脂(プラスチック)ですので負の性質、割れやすい・汚れやすいという性格を持っています。反対にセラミックは汚れが付着しにくく、歯と同様の耐久性を持っているため歯科治療には最適といわれています。

診療時の型取りの材質にも違いがあります。保険では寒天(皆さんが食べている寒天を想像してください)とアルジネート(海藻由来)を使用します。この２つの材質は精密ではありますが水分を多量に含むことによって、季節や材料の保管状況によって誤差が出やすいです。当医院では最大限水分量や湿度、保管状況に配慮していますが、精密性と安定性において自由診療で使用するシリコンには及びません。シリコンは水分の影響をほとんど受けず、安定しており変形もほとんどないため適合性に優れたセラミックの制作を可能としています。

何を患者さんに薦めるかは患者さんと、お話しをして決めています。虫歯のリスクや、審美性が気になる患者さんにはセラミックを薦めさせていただきますし、費用を抑えて治療希望されている患者さんにはCADCAMを薦めさせていただいております。当医院ではより納得して治療を受けていただくことを大事に考えております。