矯正治療
矯正治療
見た目のために矯正治療を選択する方は多いです。それもとっても大事ですが、それにプラスして『かみ合わせ』の機能、長持ち(むし歯や歯周病になりにくい、歯に負担のかかりにくい)環境にするのが矯正の役割です。
矯正専門の歯科医師と提携
矯正治療は歯科のなかでも、かなり専門的な分野で一般歯科とは違うため、専門家の先生をお呼びして、治療をします。
かみ合わせ機能を正す
矯正治療での、かみ合わせ治療は難易度がとても高いです。矯正治療だけでは難しいケースも多いので、被せ物やインプラントを得意とする当医院と専門家の先生とでしっかり計画して最良のかみ合わせを目指します。
歯の健康長持ちのための矯正
矯正治療の主目的のひとつに、『歯の健康寿命を長くする』があります。矯正治療で歯並びを良くすれば、歯が磨きやすくなり、歯周病やむし歯のリスクが軽減します。 当医院では更に矯正治療中、治療後のメンテナンス計画をたて、より歯を健康に保てるようにしています。
その他にも下記の予防改善を目的とします。
かみ合わせが悪いと、食事を適切に噛み砕くことができず消化器官に負担がかかります。また顎関節は動きが悪くなり、顎関節症を発症しやすくなります。予防改善を目指します。
特にお子さまで起こりやすいですが、歯並びが悪いことにより、鍛えられて強い筋肉になったり、使われず弱い筋肉になったりと不均一な成長をしてしまう可能性があります。筋肉の偏りは、骨などの成長の偏りを生じ様々な見た目や機能に影響をもたらします。
5歳~12歳頃 乳歯と永久歯がどちらも並んでいる時期の矯正治療。顎の成長の抑制や、促進、癖の改善を行って成長のバランスを整えます。また歯の生え変わりを利用して適切な歯並びへ誘導します。
12歳~成人 成長期が終わった頃から行う矯正治療です。顎や歯並びは、すでに完成形ですので、成長ではなく、今あるスペースや新たにスペースを作って矯正治療を行います。
若くないと意味ないですよね?良く聞かれる質問ですが、そんなことはありません。
見た目の為、歯の健康寿命を延ばすのに矯正することも多いですが、それに加え、年齢を重ねるごとに上記内容等は矯正の必要性が増します。より噛めるように、より長く歯を健康に残したいといった要望にお答えする際、矯正治療が必要な場合もあります。様々な患者様に合わせて最適矯正プランを提案させていただきます。
近年急速に進化し選ばれることの多くなった矯正治療。透明なマウスピースを使用するため、目立ちづらいタイプの矯正治療です。オーダーメイドのマウスピースで治療を行いますので、『部分矯正』『全体矯正』どちらも適応です。
銀色のワイヤーや留め具を、使った矯正治療。インビザラインで難しい症例なども適応ですので、適応範囲は広いですが少し目立ってしまうのが弱点です。
『すべてはより良い成長のために』こどもの矯正治療は大人と違い、時期が大切です。成長に合わせて行うため、大人の矯正治療に比べて体への負担少なく、費用も抑えて矯正ができます。
ただ、お子さま一人一人と向き合って最適なプランを提案いたしますので、性格や心の成長によっては二期治療をおすすめする場合もございます。
顎の成長がゆっくりな場合に使う装置。装置のネジを回して、顎の成長を促進します。
下の顎の成長、または上の顎の成長抑制に用いられる矯正器具です。
マウスピース型の装置です。お口の周囲の筋肉などの機能や口呼吸を始め、舌の位置なども整えることができます。それにより、正しい歯列発達を促進します。
1
無料相談
患者様が気になっているのは何か、要望は何かを丁寧にヒアリングして、大体の計画(費用や期間)のご説明をします。
2
検査
矯正治療に必要な精密な検査を行います。
3
治療相談
治療期間や、装置の説明、費用の説明をします。ご理解いただくまで、しっかり説明しますので、わかない部分は質問してください。
4
メンテナンス・矯正治療開始
矯正治療中はむし歯のリスクが上昇します。そのため治療前にしっかりクリーニングをし、その後のメンテナンス予定を説明します。
5
治療終了後
リテーナ(後戻り防止)装置をつけて、治療後のメンテナンス予定を説明します。
歯並びや噛み合わせは健康的な生活を送るうえで非常に大切なものです。気になることやお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
ワイヤー矯正とは、一般的なブラケットやワイヤーを歯に装着し、歯並びをきれいにする矯正治療です。動かしたい方向に適切な力を加え徐々に歯を移動させることで歯並びを整えます。装置の取り付けや調整は全て歯科医師が行うので技術次第でより細かい調整が可能になります。基本的には全ての歯を動かす全顎矯正になりますが、前歯のみや倒れた歯だけを整える部分矯正もあります。部分矯正のみで済む場合は治療期間や費用が抑えられますが、適応症例がかなり限られます。また表側矯正、裏側(舌側)矯正にも分かれます。表側矯正ではワイヤーが見えることで審美性に劣りますが、発音等はそこまで制限されません。裏側矯正ではワイヤーがあまり見えないので見た目は良くなりますが、装置が内側にあり舌が触れるので発音がしにくく喋りにくく感じます。利点欠点を理解して自分に合っているものを選択することが大事です。
マウスピース矯正とは、一般的な矯正で用いられるブラケットやワイヤーを歯に装着せず、マウスピースを使って歯並びをきれいにする矯正治療です。インビザライン※というマウスピース型装置が広く普及しており、透明な素材で目立たず、周囲に気づかれることなく矯正治療が受けられるという特徴があります。取り外しが可能で、普段通りに食事や歯みがきをすることもできます。インビザラインでは、綿密なシミュレーション(計画)により作製された治療段階ごとのマウスピースを装着し、少しずつ歯を動かして歯並びを矯正します。1日20時間以上の装着が必要となりますが、金属アレルギーの心配や、ワイヤーの外れ、ブラケットによる痛みといったトラブルはなく、矯正期間中も快適に過ごしていただけます。インビザラインはマウスピース型装置の中で最も歴史があり、治療実績も一番多いシステムになります。治療の準備段階で3D治療シミュレーションがあり、治療終了後の歯並びをご自身でチェックできることも利点です。マウスピース矯正は、通常のワイヤー矯正と比べて、患者様のご協力(自己管理)と医師の診断能力が大きく影響してくる治療です。矯正治療をお考えの際は、ぜひ一度相談にお越しいただき、ご自身のお悩みがマウスピース矯正で解消できるかどうかを一緒に考えていきましょう。
※インビザライン:1997年に米国アライン・テクノロジー社により開発されたマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置で、日本では2006年2月より導入がスタートしました。